以前に水本さんから頂いた回答では、
日本語を含む各言語の公認ホームページについては作成中で、
このページは、http://fedora.redhat.com/ に作られる予定だとのことでしたが、
方針が変わったのでしょうか?
方針が変わったというわけではありません。
私が何か公式な立場で発言しているわけでもありません。混乱を招くようですいません。
水本さんは、翻訳にも個人ベースで参加がありえるようなことを仰っていましたが
それも変わるんでしょうかね。
それは私は分りません。
私がこれまでずっと Red Hat Linux を使ってきた理由は、
パッケージが豊富でマニュアルがしっかりしていたからです。
現状では、全ての公式文書が英文で提供されており
今まで通りの使い勝手を期待できそうにありません。
また、linux初心者にとってもハードルの高い
デストリビューションとなってしまった感があります。
まあ、そんな初心者はお呼びじゃない、
この開発ペースと英文マニュアルについてこれるような
根性と実力がある人を育てたいというならそれも致し方ありませんが、
私としては、なんだか腰がひけてきちゃうなーというのが
今の正直な感想です。
初心者向けのFedora書籍がすでに本屋に積んである状況を考えると、そうはならないように
思います。もちろん、フリーの日本語マニュアルが必要ないというわけではありません。
> ひとつの案として、Webをgettextで翻訳するという意見もあったようですが、
私が提案したのはdocbookをpoファイルで翻訳するというものですが、
そのことを言ってらっしゃるのでしょうか?
いえ、違います。別のメーリングリストの英文の発言です。
まあ同じような意味合いだったのかも知れませんが。
逆に考えて頂きたいのですが、
年に2・3回もリリースするデストリビューションの翻訳作業を
コミュニティーがこれからもずっと精力的ににこなしていくと思いますか?
精力的かはともかく、こなすことは可能だと思っています。
他の言語の訳しっぷりを見ればおわかりいただけるのではないかと思います。
ヨーロッパの翻訳チームなどは全然楽しそうに100%達成します。(GNOMEですが)
そもそもコミュニティ活動に義務とか強制はないはずです。
過去にEnlightmentのヘルプを毎日朝3時ぐらいまで訳していたこともありますが、
Fedoraでそこまでやる必要があるとは思いません。それに義務感で過負荷な作業をすると
続けるのが難しくなりますよ。
また、もし翻訳対象を絞って(厳選して)いったとして
linux初心者でも扱えるデストリビューションになると思いますか?
少なくとも私は英語が嫌いですから
翻訳作業にはいい加減嫌気がさしています。
日本語が好きであるかどうかの方が重要だと思います。
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Nakai